「広木忠信に学ぶ集い」のご案内
広木忠信(文蔵)は、江戸中期(元禄元年のころ)揖斐城下の三輪でうまれ、享保15年(1730)この地で亡くなりました。その間、京都で山﨑闇斎の学風を継ぐ若林強斎に学び、私塾「望楠軒」の塾頭を務め将来を期待されましたが、母親に孝養を尽くすため帰郷し医者をしながら学問に励んでいます。地元では無名に近い人物ですが、師匠の祭文(弔辞)などによれば、実に志の高い心をもつ優しい人格者であったことが分かります。
そこで毎年、命日に近い休日に、お墓のある長源寺で簡単に墓前祭を営んだ後、広木忠信をはじめ郷土(広く日本)の先賢に学ぶ集いを催しております。町内外の有志各位に是非ご参集いただきたく、ここにご案内申し上げます。
日時 令和7年9月20日(土)午後1時~4時
場所 A 墓前祭 午後1時~ 長源寺(揖斐小学校の北奥、駐車場あり)
B 研修会 午後1時半~ 揖斐川町地域交流センター「はなもも」
①「守護土岐氏と室町幕府奉公衆」 揖斐川町文化財審議会会長 古野幸博
②「徳富蘇峰『国史より観たる皇室』に学ぶ」京都産業大学名誉教授 所 功