関谷清景博士の地震研究と矢橋亮吉店主の育英事業
「東日本大地震」から満十年の本日(令和三年三月十一日)、私は岐阜県立大垣北高等学校の生徒たちに、オンラインにより少し話をさせて頂いた。ただ、私の不手際で接続に手間取って開始が遅れたので、三〇分の予定を二〇分に縮めざるを[…]
主筆の所が時々の話題をとりあげ、おもに歴史的・文化的な観点から、日本および日本人の在り方について論評します。
「東日本大地震」から満十年の本日(令和三年三月十一日)、私は岐阜県立大垣北高等学校の生徒たちに、オンラインにより少し話をさせて頂いた。ただ、私の不手際で接続に手間取って開始が遅れたので、三〇分の予定を二〇分に縮めざるを[…]
従来「節分」は二月三日、「立春」は翌四日と思い込んできました。ところが、今年は節分が二日、立春は三日に繰り上ります。明治三十年(一八九七)から一二四年ぶり(ただし昭和五十九年〈一九八四〉の節分は四日)だそうです。 し[…]
昨年はコロナ禍により従来の在り方や生き方を考え直す機会となりました。個人的には、六十年前の学生時代から書き続けてきた雑文を整理し、既刊書未収の未刊論考をデジタルデータとして、京都の方丈堂出版からDVD‐ROMとコピー略製[…]
「読売新聞」は11月24日朝刊の一面トップで「皇族女子 結婚後に特別職/「皇女」創設 政府検討」という大見出を打ち、「政府は……結婚後の皇族女子を特別職の国家公務員と位置づけ……「皇女」という新たな呼称を贈る案が有力視[…]
「立皇嗣の礼」 「皇嗣」とは天皇の継嗣(あとつぎ)である。たとえば、『続日本紀』天平宝字元年(七五七)四月四日条に「天皇(孝謙女帝)、群臣に問ひていはく、まさに誰王を立てて皇嗣と為すべきや」とみえる。それが明治以降の皇[…]
本日(六月二十三日)は、昭和二十年(一九四五)四月以来の苛烈な沖縄戦の死闘が終結してから満七十五年になります。その厳しい歩みを振り返り、二十万人を越す軍官民の戦没者に対し、あらためて追悼の誠と敬意を捧げます。 それと[…]
昨日(5月21日)発売の「新・家の履歴書」684回分として、先般取材を受けた私の家に関するフランクなインタビューが、イラストレーターの描いた「岐阜にあった生家」立体図を添えて掲載された。今春「月刊朝礼」に書き『日本ひろ[…]
著作目録と複写集成への取り組み 所 功(78) 昭和十六年(一九四一)十二月生まれの私は、同三十五年春に大学へ進んでから満六十年になる。数えの傘寿を迎え、日本人男性の平均余命に近づいている。新年度からモラロジー[…]
京都の葵祭は、コロナ自粛のため神社の神事のみとなりました。下鴨神社からA4判カラーパンフレット『葵祭』に求められ書きました拙文「賀茂の葵祭と臨時祭の盛衰と復興に学ぶ」を、同社の諒解をえてPDFで添付します。 (所 功) […]