九十歳代の上皇・上皇后両陛下に学ぶ
九十歳代の上皇・上皇后両陛下に学ぶ 京都産業大学名誉教授 所 功 この十月二十日、上皇后美智子さまは、満九十の寿を迎えられた。半月前(六日)に仙洞御所で転び右大腿骨が折れ手術を受けられたが、順調に回復されリハビリに励ん[…]
主筆の所が最近考えていることを中心に、あれこれと心に浮かぶまま書き綴ります。時事随想拾遺。
九十歳代の上皇・上皇后両陛下に学ぶ 京都産業大学名誉教授 所 功 この十月二十日、上皇后美智子さまは、満九十の寿を迎えられた。半月前(六日)に仙洞御所で転び右大腿骨が折れ手術を受けられたが、順調に回復されリハビリに励ん[…]
宮中雅楽の演奏会に感銘 (扉写真:宮内庁インスタグラムより) 京都産業大学名誉教授 所 功 皇居の東御苑には、宮内庁式部職の「楽部」がある。ここに勤める楽師三十数名は、数百年前から雅楽を家職にし[…]
「帝王学」(天皇教育)の来歴 所 功 ある全国紙の編集リーダーから「帝王学」についていくつかの質問取材を受けた。紙面にはごく一部しか出ないだろうと想われるので、用意した回答要旨のメモをここに掲載しておこう。 Q1 天皇[…]
昭和三十二年の植樹祭行幸啓と岐阜県御視察 所 功 小田原へ移り住んでからも、毎年秋のお彼岸前後に、生まれ育った郷里の岐阜県揖斐川町へお墓参りに帰り、小中学校の同級生たちと軽食を共にしてきた。 また[…]
ふるさと(西美濃)文化の再発見 京都産業大学名誉教授 所 功 七十歳定年で三十一年間勤めた京都産業大学を退き、モラロジー研究所へ転じた私は、生まれ育った岐阜県(揖斐川町)から、娘家族の住む小田原市(国府津)へ居を転じた[…]
『「皇族の確保」急務所見』を自費出版 皇族の確保急務所見表紙_0902 所 功 わが皇室の永続には、内廷と宮家を構成する皇族が実在されなければなりません。その方々が極めて少ない現状を改善するため、ようやく政府も国会も[…]
【天皇学 入門ゼミナール】ようやく完成! 所 功 昨年6月[天皇の歴史と法制を見直す]と同じく、このたび藤原書店から上記の拙著を廉価で出してもらいました。<天皇学>とは過分なタイトルですが、具体的な<天皇史>を通[…]
「国体を護持しえて」と言える平生の心がけ 所 功 前回掲載した「終戦の詔書」に「国体を護持しえて」とある。これを「日本らしい国柄を守り通すことができ」と試訳した。戦後「国体」という表現はタブー視されてきたが[…]
「終戦の詔書」を見直す 広島と長崎の被爆追悼式典を視聴しながら、いろいろなことに想いを巡らせた。そのひとつは、これを転機に決断するほかなくなった大東亜戦争の終結である。それを見直す重要な史料として「終戦の詔書」を、原文と[…]
天皇主催・成年皇族参列「園遊会」の在り方 (京都産業大学名誉教授)所 功 上皇・上皇后両陛下の卒寿を祝う音楽会 七月末現在、皇室の方々がそれぞれお健やかであられることは、まことにありがたい。とりわけ七月十日、皇居東御苑[…]