新年を迎えて、皆様と共に皇室と邦家の弥栄を祈り、世界から信頼され尊敬される日本の発展を念じ上げます。
昨年、所は高校時代から稲川先生の教えに従い学んできた吉田松陰について、甥の吉田庫三が明治四十二年(一九〇九)に出した『松陰先生女訓』(民友社)を基に、妹千代あての手紙などを判り易く解説した『松陰から妹達への遺訓』(勉誠出版)の公刊などに努めました。
また橋本は、十月十一日に揖斐川町谷汲で皇太子殿下を迎えて催された「全国育樹祭」に先立ち、揖斐川・池田・大野「いび三町民の集い」を開くために、地元や県内の有志多数に協力を得て実施にこぎつけましたが、その全容と育樹祭当日の状況を『記録集』(A4判四六頁)に纏めることなどにも努めました。
今年も、家族のためだけでなく、地域のため社会のために何ができるかを考えながら、心ある人々とと共に微力を尽くして参りたいと存じます。引き続き、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
平成二十八年丙申(二〇一六)元日
所 功(74)
橋本 秀雄(68)