(かんせいPLAZA主筆)所 功
このホームページは、あの東日本大震災から二年後の平成二十五年(二〇一三)三月、私と従弟の橋本秀雄が共同でスタートしました。その後、モラロジー研究所で一緒にいる橋本富太郎氏と久禮旦雄氏も加わってくれましたので、同二十七年(二〇一五)七月から全面的にリフォームしております。
そして発足から満五年の本日、心あらたに走り始めます。勤め先では、久禮氏が四月から京都産業大学の法学部へ准教授として赴任し(モラロジー研究所には非常勤の研究員として在籍)、代りに今春モラロジー専攻塾を修了し麗澤大学大学院(学校教育研究科道徳教育専攻)へ進む後藤真生氏(京都産大修士卒)が道徳科学研究センターの研究助手となり、わがHP仲間にも入ってくれます。
このHP(tokoroisao.jp でもOK)は、私と四人の心友が、いま考えていること願っていることなどを、自由に発信するプラザ(広場)です。ただ、各々に段々多忙となり、定期的に新原稿を掲載できないことを申し訳なく思っています。そこで、その償いとして、私の随想集や講演録などのコピーを「C.転載と紹介」コーナーに、毎週(原則週末)掲載させて頂きます。
その第一冊として、平成二十四年(二〇一二)三月、京都産業大学を定年退職する際に自費出版した『古希随想―歴史と共に七十年―』を分載致します。かなり私的な「内証」(内緒の語源)バナシも書いておりますので、実名をあげた方にはご迷惑かもしれませんが、「好奇」高齢者の呟きとして御海容願います。
平成三十年(二〇一八)三月十日朝(小田原にて)
第一冊『古希随想』の分載予定は次の通りです。
3月10日 序にかえて ―大震災の教訓―
3月17日 [一]父・母と小・中・高の想い出
3月24日 [二]名古屋大学・院で学んだこと
3月31日 [三]皇學館大学に勤めて得たもの
4月7日 [四]文部省で教科書調査官のころ
4月14日 [五]京都産業大学に勤めて三十一年
4月21日 [六]國書逸文と宮廷儀式書の研究
4月28日 [七]日本文化研究所での共同研究
5月5日 [八]皇室関係問題との取り組み
5月12日 [九]有縁社会への奉仕活動
5月19日 [補]同齢盟友 高橋紘氏を偲ぶ
5月26日 [付]略歴・著作目録
6月2日 あとがき ―これからの色々な夢―