未刊論考デジタル集成の電子出版開始予告



   傘寿記念「所功の未刊論考デジタル集成」出版計画(予告)
 昭和16年(1941)12月12日生まれの私は、同35年(1960)春に名古屋大学へ進学して以来60年余り、折々に随想や論文などを書き続け、その半分近くを50冊余の専門書・教養書などとして刊行することができた。ただ、それ以外に雑誌論文や講演記録などが少なからずある。
 よって、それらのコピーを整理分類して、嵩張る書籍ではなく、デジタルデータ化して出版することを考えた。このような編集作業は、私一人で出来ないが、幸い多様な実務を身近な研究助手が担当し、各旧稿の校正を長年の学友(別記9名)が分担してくださることになり、衷心感謝にたえない。
 そこで、これを『所功の未刊論考デジタル集成』と名づけ、個人的には傘寿記念として公開する。即ち未刊論考を全10巻18冊(最後の1冊は補巻)に分類しデジタルデータ化した上で、①まずアマゾン・キンドル版の電子出版として、来年2月から1冊ずつ隔月で出し、②ついで各冊をオンデマンド版で印刷製本化して出し、③さらに全冊完結後、その全データを収録したDVD-ROM版として出す予定である。
 いずれも可能な限り安価に作り、関心ある方々に広く活用されるよう工夫を重ねたい。

   令和2年(2020)12月12日

所  功(満79歳)

   ・全10巻18冊の仮題と公開予定年月/校正分担者(全巻データ作成・調整担当/後藤真生氏)
第1巻   (①)「古代ヤマト国家の形成史」 令和3年2月/清水 潔氏(皇學館大学名誉教授)
第2巻「平安時代の法制文化史」
    前篇(②)「平安王朝の法制と政治」  令和3年4月/野口 剛氏(帝京大学教授)
    後篇(③)「平安宮廷の文化と史料」  令和3年6月/野口 剛氏
第3巻「天皇の来歴と皇室法制」
    前篇(④)「歴代天皇の事績と資料」  令和3年8月/久禮旦雄氏(京都産業大学准教授)
    中篇(⑤)「昭和天皇と平成の天皇」  令和3年10月/久禮旦雄氏
    後篇(⑥)「皇室法の由来と在り方」  令和3年12月/久禮旦雄氏
第4巻「皇室ゆかりの日本文化」
    前篇(⑦)「皇位継承の儀式と行事」  令和4年2月/吉野健一氏(京都宮廷文化研究所員)
    中篇(⑧)「宮廷文化と国民の祝日」  令和4年4月/吉野健一氏
    後篇(⑨)「日本の元号と国旗国歌」  令和4年6月/吉野健一氏
第5巻「祭祀の伝統と神宮・名社」
    前篇(⑩)「皇室の祭祀と伊勢の神宮」 令和4年8月/橋本富太郎氏(麗澤大学准教授)
    後篇(⑪)「名社の由緒と靖国神社」  令和4年10月/橋本富太郎氏
第6巻「歴史教科書と道徳教育」
    前篇(⑫)「日本人の教養と教科書」  令和4年12月/堀井純二氏(日本文化大学特任教授)
    後篇(⑬)「道徳の育成と良識の再生」 令和5年2月/堀井純二氏
第7巻   (⑭)「先賢・縁者と郷土に学ぶ」 令和5年4月/橋本秀雄氏(岐阜汗青会代表世話人)
第8巻「日本文化と皇室関係の講話」
    前篇(⑮)「日本の歴史と文化を語る」 令和5年6月/川田敬一氏(金沢工業大学教授)
    後篇(⑯)「皇室の在り方を考える」  令和5年8月/川田敬一氏
第9巻   (⑰)「名著の解説と良書の紹介」 令和5年10月/川北靖之氏(京都産業大学名誉教授)
第10巻    (⑱)「全論考の目次・序跋と索引」 令和5年12月/野木邦夫氏(日本学協会研究員)
※各冊のオンデマンド印刷製本:電子出版1ヶ月後/全冊のデータ収録DVD-ROM:令和5年12月
・未刊集成の各冊「自序」令和2年12月12日付 → ホームページに添付PDF一括掲載
・既刊書籍の分類書名一覧(昭和45年~令和2年)→ ホームページに添付PDF表示
・編著者 所 功(岐阜県出身 神奈川県在住 http://tokoroisao.jp/)
・出版社 株式会社 方丈堂出版(〒601-1422 京都市伏見区日野不動講町38-25 kyoto@hojodo.com)

未刊論考デジタル集成の予告添付資料

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)