関東大震災から百年
所 功
今年(令和五年)は、大正十二年(一九二三)九月一日に突発した「関東大震災」から満百年になる。この大震災については、すでに多くの記録も研究も出版されている。とりわけ、その当時、皇室の方々がどのように対処されたかに関しては、堀口修氏の詳細な論考がある。
従って、もはや付け加えるべきものは、それほどないであろう。ただ、堀口氏も編纂に従事された宮内庁編『昭和天皇実録(平成二十六年完成、翌年から東京書籍より刊行)では、どのような公的見解が示されているか、それを『実録』に即して確認することは、必ずしも無意味ではないと思われる。
よって、ここに『実録』の関係記事(大正十二年、刊本第三)を、少し判り易くして引用し、若干の私注を加えて、皇室の在り方を理解する一助としたい。
(以下、添付データをご覧ください)