『生誕百年の田中卓博士に学ぶ集い』記録刊行



『生誕百年の田中卓博士に学ぶ集い』記録刊行
所  功
最近(十一月十五日)三笠宮妃百合子殿下が、近現代の皇族として最高齢の満百一歳で薨去された。昭和十六年(一九四一)八歳上の崇仁親王と結婚されてから、三親王と二内親王を立派に育てあげ、夫君の研究を助け、皇族の公務に尽くし続けられた。その御事蹟に、あらためて敬意を表し御冥福をお祈り申し上げたい。

集いの開催と記録の頒布
この百合子妃殿下と同じ大正十二年(一九二三)生まれの田中卓先生は、敗戦により危機を迎えた歴史研究・学校教育の正常化を通して祖国再建のため懸命に尽力された。それらを可能なかぎり探究して、有志たちと認識を共有したいと思い立ち、昨年十二月、大阪の國民會館で「生誕百年の田中卓博士に学ぶ集い」を開催させて頂いた。
その全容を纏めた記録が「國民會館叢書」として本日(十一月二十四日)付で刊行された。A5判全一四六頁、頒価八〇〇円(+税八〇円)であるが、國民會館の武藤会長から発起人会に対して多数部を提供して頂いた。その大半は百日祭に纏めた「先生を偲ぶ」文集の寄稿者と既注文者などに送付するが、保存用の数十部を残している。
そこで、もし入手を希望される方々は、添付のデータ参照の上、実務担当者の野木邦夫氏あて、十二月十二日までに注文されたい(郵送代のみ着本後に振込)。これを心ある人々に広めて頂けたらと念じている。  (令和六年十一月二十四日記)

(記録集に添付の挨拶状および注文票)

早速ながら田中卓先生は平成三十年(二〇一八)の本日、伊勢の御自宅で長逝されました。その百日祭に「先生を偲ぶ」文集を編刊させて頂きましたが、先生の全体像を把握することは容易でありません。そこで昨年十二月、「生誕百年の田中卓博士に学ぶ集い」を開催して、少しでも理解を深める機会といたしました。
これは大阪の公益社団法人國民會館(武藤治太会長)から、格別な御高配を賜わり実施できましたが、さらにその全容を同館叢書の一冊として出版することも御快諾を頂きました。本書の作成には、同館の事務局員と当日の発言者がレジュメと原稿を作り、それらのデータ化を野木邦夫氏が担当し、またゲラの校正に廣瀬重見氏の協力をえました。
なお、文集寄稿者約百名への進呈分、及び発言者六名の注文分と保存分、あわせて四百冊近くを、國民會館から提供して下さいましたことに、心より感謝しております。本書は會館から全国の主要な図書館や国会議員などに寄贈されますが、もし貴台の知友などで入用な方があれば、野木氏あてにお知らせ願います(十日以内三十名まで)。また御感想などを左記のいずれかに、メールなどでお送り頂けたら幸いです(別紙でも任意)。
令和六年(二〇二四)十一月二十四日「学ぶ集い」発起人代表所功(82歳)
(連絡先)所功 小田原市国府津五-四-三七
e-mail12.tokoko.12@gmail.comTEL090-5608-9981
野木邦夫 浜松市中央区神立町一一二-七 メゾンドルチェⅢ一〇一
e-mailnogikunio@yahoo.co.jpFAX053-465-8616
國民會館大阪市中央区大手前二-一-二國民會館大阪城ビル十二階
e-mailinfo@kokuminkaikan.jpFAX06-6941-2435

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