上皇陛下の米寿を祝し皇室制度の改善に尽くす



上皇陛下の米寿を祝し皇室制度の改善に尽くす

 所 功

昭和8年(1933)降誕の上皇陛下が、お健やかに満の米寿を迎えられたことに、心から祝意を申し上げたい。

その陛下が80歳ころから熟慮された譲位を3年前に実現され、それを承けて即位された今上陛下が、象徴天皇のお努めを堂々と果たしておられることも、またその父君と母后を最も身近で支えておられる敬宮愛子内親王が、12月1日成年に達して凜々しいご決意を示されたことも、まことにありがたく頼もしいことと感謝にたえない。

それゆえに現在ぜひ取り組むべきことは、おそらく20-30年続くであろう令和の御代に、敬宮愛子内親王が結婚されても皇族としてご両親を支え続けられるように、『皇室典範』の12条を特例改正する必要がある。

昨日公表された有識者会議の報告は、はなはだ及び腰の不十分な案しか提示していないが、改善の手掛かりとなるにちがいない。これから政府が法案を作成し国会で審議する過程で、皇室の永続を念願する有志は、説得力のある意見を積極的にいろいろな方法で表明することができる。傘寿の私も微力を尽くしたい。<令和3年12月23日朝>

ご参考までに昨日のNHKインタビュー添付送信させていただきます

「皇位継承 有識者会議が最終報告書 皇族数確保に2つの案」

令和3年(2021)12月22日 18時42分 NHKニュース7

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211222/k10013399431000.html

皇室制度に詳しい京都産業大学の所功・名誉教授はNHKの取材に対し「国会の要請から4年がたち、これ以上先送りできないということで、政府が要請に応えたという点では結構なことだ。けっして十分とは言えないが、比較的現実的な取り組みをしようとしたのではないか」と述べました。

そのうえで、有識者会議が示した女性皇族が結婚後も皇室に残る案について「男子が極めて少ない現状では、近未来には皇室がさらにやせ細ることが懸念されてきたわけで、極めて必要であり重要だ。いちばんの対象者はやはり愛子さまだろう。外に出るのか残るのかは、人生の歩み方を変えてしまうことになるので、なるべく早く制度を手直しすべきだ」と指摘しました。

また旧皇族の男系男子を養子に迎える案については「皇室を離れて70年以上がたっている旧皇族が皇室に戻ることは現実的に難しいし、必ずしも適切ではないと考えていたが、皇室が続くためには、多少問題があっても備えておく意味で、具体的に検討していくことには意味がある」と述べました。

そして「今回の案が手がかりとなって、女性天皇、女系天皇の問題も議論せざるを得なくなると思うが、今回はやむをえない。愛子さまや悠仁さまのご結婚やその後のことがリアルに話題に上るような段階で、もう一度検討すればいい」と述べました。

最後に「戦後70年以上、ほとんど手をつけなかった皇室制度に、上皇さまの『生前退位』で風穴が開き、国民は初めて制度を直さなければいけないことに気付いた。国民の意識が変わった今、皇室制度を検討する上でとても大事なところに来ている」と述べました。

(抜粋)皇位継承 有識者会議が最終報告書 皇族数確保に2つの案 NHKニュース7

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)