「現代国民講座」丸尾錦作先生百年記念講演会チラシより
入場無料
期 日 令和7年5月6日(火)午後2時~4時(開場1時半)
場 所 ハートフルスクエアG 大研修室(JR岐阜駅構内2階)
講 演 加納の生んだ大正・昭和天皇の御養育掛長
丸尾錦作先生の再発見
講 師 京都産業大学名誉教授・法学博士 所 功 氏
主催 岐阜県教育懇話会
後援 岐阜市・岐阜市教育委員会
<主催者挨拶>
岐阜県教育懇話会は「現代国民講座」と名づけた教育講演会を年数回開催しています。今年は昭和百年であり、郷土の生んだ教育者丸尾錦作先生の没後百年でもあります。この機会に、丸尾先生の事績に学び、今後の家庭教育・学校教育の在り方を考えるヒントを得たいと思います。
丸尾先生は、安政 3 年(1856)に加納藩士の家に産まれました。大垣師範研修学校に学び、本荘村の小学校教員を経て、東京師範学校に進み、3年間を首席で通されています。その実力と人物を評価され、大正天皇と昭和天皇の御養育掛長を務めておられます。
先生は「教育は厳しいのがいちばん」を信条として、自身を律しながら、皇孫といえども間違ったことには厳しく注意をされていたことが、大正天皇の宸筆詫状や『昭和天皇実録』などから判ります。
先生は、大正14年(1925)5月4日に亡くなりました(数え70歳)。明治百年の昭和44年、先生を顕彰しようという運動が地域から起き、立派な顕彰碑が建てられました。来る5月4日の没後満百年を迎えるにあたり、地域の皆様とともに、郷土の先賢である丸尾錦作先生の遺徳を偲びたいと思います。
※扉写真はJR岐阜駅南にある加納清水町緑地公園内の「丸尾錦作先生之顕彰碑」