第14回汗青会公開セミナー 入場無料 稲川先生に学ぶ会40年
1 日 時 令和7年3月30日(日) 午後2時~5時
2 場 所 スイトピアセンター 3階 学習室3ー5
大垣市室本町5丁目51番、電話0584ー74ー6050
※JR大垣駅から西方へ徒歩約15分。車の場合、有料(200円)駐車場あり。
3 内 容
①講 話「幕末美濃の勤王」
(県立岐阜南工業高等学校・常勤講師) 浅野伸一
※幕末にどの藩も勤王か佐幕かで揺れた。緊迫した中で美濃各藩はどう動いたか。
②講 話「W・E・グリフィスの観た明治の『皇國』日本」
(前モラロジー研究所道徳科学研究センター研究員) 後藤真生
※明治初年。福井藩校で理科の教師を務め、後に日本の紹介をした米国の日本学者。
③講 話「昭和天皇の御養育掛長 丸尾錦作先生」
(大垣北高十一期・京都産業大学名誉教授・法学博士)所 功
丸尾錦作先生について 安政 3 年(1856)に岐阜の加納藩士の家に産まれました。大垣師範研修学校に学び、本荘村の小学校教員を経て、東京師範学校に進み、3年間を首席で通されています。その実力と人物を評価され、大正天皇と昭和天皇の御養育掛長を務めておられます。
先生は「教育は厳しいのがいちばん」を信条として、自身を律しながら、皇孫といえども間違ったことには厳しく注意をされていたことが、大正天皇の宸筆詫状や『昭和天皇実録』などから判ります。
先生は、大正14年(1925)5月4日に亡くなりました(数え70歳)。明治百年の昭和44年、先生を顕彰しようという運動が地域から起き、立派な顕彰碑が建てられました。
この5月4日には没後満百年を迎るのに合わせ、5月6日に岐阜市で記念講演会を予定しています。(このHpの案内参照)