第44回モラロジー研究発表会「共通テーマ 廣池千九郎が問うたもの」/所功 講演「万世一系(万葉一統)の意義を考える」



第44回モラロジー研究発表会「<共通テーマ> 廣池千九郎が問うたもの」の大阪会場(公益財団法人モラロジー研究所 大阪出張所)にて、主筆の所功の講演が行われます。

以下に講演の要旨を示します。

 

万世一系(万葉一統)の意義を考える

                                   所  功

「万世一系」という言葉は、幕末に使われ始め、明治の帝国憲法に明文化された。それ以来、あたかも自明の法制用語であるかのごとく、内容を十分吟味せずに、各自の解釈が用いられてきたのではないか。

ただ、これを真正面から受けとめ、「日本の皇室はなぜ〝万世一系〟で続いているのか」という課題を探求し続けた学究の1人が、廣池千九郎博士にほかならない。今回の研究発表では、この廣池博士が「万世一系」という概念と実態を、どのように理解し表記してこられたかを、可能な限り精密に検証する。

その結論は、かねてから私が注目してきた吉田松陰の確信した「万葉一統」(皇統不滅)という広義の概念と、「君臣一体・忠孝一致」という稀有な国史の実態に、ほとんど合致する。あらかじめ拙稿「万世一系の天皇とは何か」(初出『産大法学』平成19年5月号 WEB公開 http://ksurep.kyoto-su.ac.jp/dspace/handle/10965/544、拙著『皇室典範と女性宮家』勉誠出版 収録)も一読して頂きたい。

 

なお、同日、本サイトのスタッフであります橋本富太郎が「日本の道徳系統と国家伝統」、久禮旦雄が「廣池博士の『東洋法制史本論』の特色と学説史上の意義―家族制度論を中心として」という題目でそれぞれ研究発表を行います。

一般の参加も可能です(要事前申し込み、参加費4000円〈昼食付〉) 添付資料として当日プログラムと参加申込書を示します。

1月28日(土)には千葉・柏会場(公益財団法人モラロジー研究所 廣池千九郎記念講堂)にて研究発表会が行われます。

添付資料

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