日本のソフトパワー/第5回 「世界文化遺産の富岡製糸から学ぶこと」
深谷市で藍玉と養蚕を営んできた渋沢栄一(一八四〇年生まれ)と、その妻の兄(儒学の師匠でもあった)の尾高惇忠(一八三〇年生まれ)である。 渋沢は慶応三年(一八六七)ヨーロッパ諸国をまわり、当時フランスもイタリアも蚕の病気で[…]
深谷市で藍玉と養蚕を営んできた渋沢栄一(一八四〇年生まれ)と、その妻の兄(儒学の師匠でもあった)の尾高惇忠(一八三〇年生まれ)である。 渋沢は慶応三年(一八六七)ヨーロッパ諸国をまわり、当時フランスもイタリアも蚕の病気で[…]
【論文・評論】 1、「『皇位は世襲』の皇室永続に向けて」(日本学協会『日本』8月号) 2、「モラロジーの教育者研究会と冷泉家の乞巧奠」/「意義深い『八月十五日』に感じたこと」/「『昭和天皇実録』を精読したい」(HPかんせ[…]
※添付は8月22付『毎日新聞』pdfです 二十五年近くかけた宮内庁編『昭和天皇実録』(全六十一冊一万二千頁)が完成し、昨二十一日、天皇陛下に奉呈された。概要の報道は来月中旬、全二十巻としての公刊は来春から数年を要するとい[…]
きのう八月十五日は、一般に「終戦の日」と称される。しかし、厳密にいえば、ポツダム宣言の受諾通告は前日の十四日であり、対連合国降伏の文書調印は九月二日である。 さらに「戦争状態」が終結したのは連合国軍の対日占領統治が終結し[…]
モラロジー研究所では、半世紀余り前から「教師自身の向上を通じて道徳教育の充実と発展に寄与する」ため、文部(科学)省と各地教育委員会の後援をえて、毎年夏休み中に「教育者研究会」を開催し続けてきた。 その第五十一回教育者研究[…]
【論文・評論】 1、「<皇位は世襲>の皇室永続に向けて」(『日本』8月号) 2、「<みたま祭>と祇園祭の再発見」(HPかんせいPLAZA、7月25日記) 【講演・講話】 1、モラロジー研究所道徳科学研究センター研究会「明[…]
最近(五月二十七日)宮内庁から、高円宮(たかまどのみや)家の次女典子(のりこ)女王殿下(25歳)のご婚約内定が公表され、お相手の出雲大社祢宜千家国麿(せんげくにまろ)さん(40歳)とお揃いで記者会見も行われた。まことにこ[…]
靖國神社「みたま祭」の賑い 台風が過ぎて爽やかな十六日(木)、朝早く柏のモラロジー研究所に出勤。昼ころM新聞社のベテラン記者が来訪され、皇室問題について懇談。夕方、同僚の若い研究員H氏と靖國神社に参拝した。 当日は十三日[…]
昨日(六月二十一日)名古屋のNHK文化センターで「皇室の伝統と日本文化」というテーマの集中講座(三時間)を務めてきた。土曜日のせいか来聴者が多く、休憩時の質問レベルが高いのにも感心した。 その初めに、昨日夕方、ユネスコ委[…]