(19)「山の日」は有意義、八月十一日は無意味

(19)「山の日」は有意義、八月十一日は無意味

「国民の祝日に関する法律」で定められる公的祝日は、現在年間十五日ある。これは世界各国のナショナル・ホリディが十日前後というのに比べて、かなり多い。 しかも、このたび新たに「山の日」と称する祝日が加わることになった(本日国[…]

(16)『日本年号史大辞典』の編纂余話

(16)『日本年号史大辞典』の編纂余話

数年前から進めてきた共同研究の成果を、最近ようやく公刊することができた。それは、「大化」から「平成」まで千三百年以上にわたり、日本で独自に作り全国で使われてきた247の公年号に関する多彩な研究を集約した『日本年号史大事典[…]

(15)東日本大震災から何を学びえたか

(15)東日本大震災から何を学びえたか

この三月十一日、あの東日本大震災から満三年を迎える。 平成七年(一九九五)一月十七日の阪神淡路大震災にも驚いたが、東日本では未曾有の大地震に伴い、大津波と福島原子力発電所の爆発という大惨禍まで重なった、という厳しい現実を[…]

(13)師走の重要な出来事三題

(13)師走の重要な出来事三題

歳末の十二月を「しはす」という。それは「為し果つ」「成し終る」意(紫門和語類集)と解してよいと思われるが、一般的には「師走」の字を充て「お取り越し経を読むため、法師が門徒の家を走り廻る師馳す」義(奥義抄・名語記)と説かれ[…]

(12)「大切なことを学ぶ会」済州島訪問と基調講演-その4

(12)「大切なことを学ぶ会」済州島訪問と基調講演-その4

その四 済州島の見学と論議 今回の済州島(道)訪問は、わずか二泊三日であったが、予期以上の成果をえられた。それは御世話役の向井征氏が、約三十年前からJC・BS・RCの同島友人たちと親交を重ねてこられ(同氏は済州道の外国人[…]

(12)「大切なことを学ぶ会」済州島訪問と基調講演-その3

(12)「大切なことを学ぶ会」済州島訪問と基調講演-その3

その三 帰国後の二週間あれこれ 済州島から帰って、直ちに訪問記を書き上げたいと思ったが、以後二週間いろいろなことに時間をとられた。しかし、それも一々意味のある用務で、参加しえたことを有り難く思っている。 たとえば、十月二[…]