(12)「大切なことを学ぶ会」済州島訪問と基調講演-その1

(12)「大切なことを学ぶ会」済州島訪問と基調講演-その1

その一 訪問のいきさつ この十月は、我ながら驚くほど忙しい。とはいえ、えがたい機会に恵まれ、感謝している。その一つが初めての済州島訪問である。 十九日(土)は、朝早く上京し、靖国神社の秋季例大祭第二日祭に参列。崇敬者総代[…]

(11)伊勢神宮の式年遷宮にちなむ覚書-後編

(11)伊勢神宮の式年遷宮にちなむ覚書-後編

その五 新宮への早朝参拝と京都の会議 翌三日朝、早起きをして六時ころ宇治橋の辺りまで行くと、すでに五時の開門前から沢山の人々が新宮への参拝に続々と集まり、ずっと先まで一杯に連なっている。これでは容易に先へ進めないと思い、[…]

(11)伊勢神宮の式年遷宮にちなむ覚書-中編

(11)伊勢神宮の式年遷宮にちなむ覚書-中編

その三 浄闇の遷宮を特別奉拝した感銘 宮中の新嘗祭・大嘗祭や神宮の三節祭(神嘗祭と6月・12月の月次祭)および遷宮祭は夜分”浄闇”の中で執り行われる。しかも、遷宮祭の場合、祭儀に奉仕する人々(祭主・大宮司以下の神職)は、[…]

(11)伊勢神宮の式年遷宮にちなむ覚書-前編

(11)伊勢神宮の式年遷宮にちなむ覚書-前編

今なお「お伊勢さん」と親しみをこめて呼ばれる公称「神宮」において、第六十二回目の式年遷宮が斎行された。この御遷宮について私なりに関わりえたこと、また特に感じたことの若干を、ここに略述しておこう。 その一 遷宮準備の祭儀・[…]

(10) 8月15日の靖国神社と戦没者追悼式

(10) 8月15日の靖国神社と戦没者追悼式

今日も猛暑になったが、朝早く小田原を発った。九段の靖国神社には9時半ころ着いたが、すでに神門から社頭まで10列縦隊の参拝者たちが一杯のため、私は脇から拝礼した。 ついで能楽堂前へ行くと、数十羽の白鳩を手にした人々が、徳川[…]

(9)お伊勢さんの「御白石持行事」奉仕記

(9)お伊勢さんの「御白石持行事」奉仕記

その一 三たび参加・せんぐう館・結団式 今なお「お伊勢さん」と呼んで親しまれる伊勢の「神宮」では、八年余の諸準備を経て本年十月、第62回「式年遷宮」遷御の儀が斎行される(内宮正宮二日夜、外宮正宮五日夜)。それに先立って、[…]

(8)国旗掲揚・国歌斉唱は国際常識

(8)国旗掲揚・国歌斉唱は国際常識

来春から使用される高校教科書のうち、実教出版の「高校日本史」(A・B)の採否をめぐって、さまざまな動きがある。私が昨春から住んでいる神奈川県でも、全一四四校中二八校が同社本の採用を希望していた。しかし、その本文に国旗掲揚[…]

(7)『週刊新潮』の暴走記事と「水面下の動き」への厳重抗議

(7)『週刊新潮』の暴走記事と「水面下の動き」への厳重抗議

<モラロジー研究所教授>所 功 言論・表現の自由は、可能な限り尊重することが必要であり、それにマスコミが果たす役割は大きい。だからこそ、その人々は、関係者を一方的に傷つけたり、視聴者や読者等に無用の誤解や混乱を生じないよ[…]

(6)皇太子・同妃両殿下ご成婚二十年に寄せて

(6)皇太子・同妃両殿下ご成婚二十年に寄せて

皇太子・同妃両殿下が六月九日、御成婚満二十年を迎えられました。NHKや民放などで放映された特集を拝見して、両殿下が極めて困難な道を真剣に歩み続けて来られた事実を再認識することができました。 この機会に読売新聞の編集委員([…]

(5)出雲を訪ね大社の遷御を拝して-後半

(5)出雲を訪ね大社の遷御を拝して-後半

その二 神庭荒神谷と加茂岩倉の遺跡 十日午前はかなり強い雨であったが、数カ所廻ることができた。大社から車で約20分の日御碕(ひのみさき)神社は、昨年十一月お詣りしたので、今回は失礼したが、ここの上の宮には素戔嗚尊、下の宮[…]