(8)国旗掲揚・国歌斉唱は国際常識

(8)国旗掲揚・国歌斉唱は国際常識

来春から使用される高校教科書のうち、実教出版の「高校日本史」(A・B)の採否をめぐって、さまざまな動きがある。私が昨春から住んでいる神奈川県でも、全一四四校中二八校が同社本の採用を希望していた。しかし、その本文に国旗掲揚[…]

(7)『週刊新潮』の暴走記事と「水面下の動き」への厳重抗議

(7)『週刊新潮』の暴走記事と「水面下の動き」への厳重抗議

<モラロジー研究所教授>所 功 言論・表現の自由は、可能な限り尊重することが必要であり、それにマスコミが果たす役割は大きい。だからこそ、その人々は、関係者を一方的に傷つけたり、視聴者や読者等に無用の誤解や混乱を生じないよ[…]

(6)皇太子・同妃両殿下ご成婚二十年に寄せて

(6)皇太子・同妃両殿下ご成婚二十年に寄せて

皇太子・同妃両殿下が六月九日、御成婚満二十年を迎えられました。NHKや民放などで放映された特集を拝見して、両殿下が極めて困難な道を真剣に歩み続けて来られた事実を再認識することができました。 この機会に読売新聞の編集委員([…]

(5)出雲を訪ね大社の遷御を拝して-後半

(5)出雲を訪ね大社の遷御を拝して-後半

その二 神庭荒神谷と加茂岩倉の遺跡 十日午前はかなり強い雨であったが、数カ所廻ることができた。大社から車で約20分の日御碕(ひのみさき)神社は、昨年十一月お詣りしたので、今回は失礼したが、ここの上の宮には素戔嗚尊、下の宮[…]

(5)出雲を訪ね大社の遷御を拝して-前半

(5)出雲を訪ね大社の遷御を拝して-前半

五月十日(金)出雲大社で”大遷宮”が斎行された。これは、伊勢神宮のように二十年という一定年数の造替ではなく、六十年ぶりに大修理を終え行われた遷宮である。従って、次の大遷宮は数十年先であろうから、七十一歳の私としては、何と[…]

(4)元正女帝と養老改元の画期的意義

(4)元正女帝と養老改元の画期的意義

養老改元1300年祭「養老の日」(11月17日)制定記念講演記録 平成24(2012)年11月16日 養老町民会館 はじめにー養老の「菊水」ー ご紹介にあずかりました所でございます。私はご当地の養老町に近い揖斐川町の生ま[…]

(3) 美濃の名水ー養老の「菊水」と武儀の「森水」など(下)

(3) 美濃の名水ー養老の「菊水」と武儀の「森水」など(下)

一方、武儀郡洞戸村(現在関市洞戸)から来られた武藤末彦さん(七十八歳)とは、まったくの初対面であるが、従弟の秀雄君は洞戸中学校に校長として勤めた頃から良く存じ上げているという。 この日は、昨秋養老へ講演を聴きに来られた林[…]

(3) 美濃の名水ー養老の「菊水」と武儀の「森水」など(上)

(3) 美濃の名水ー養老の「菊水」と武儀の「森水」など(上)

「水都」と称される大垣の駅近くで行われた第三回の汗青会公開セミナーには、初めて意外な方が来会された。その一人は、養老サイダー社長の日比野武司君。もう一人は、旧洞戸村々長の武藤末彦さんである。縁(えにし)とは不思議なもの。[…]

(2)吉田松陰のイトコ論に学ぶ

(2)吉田松陰のイトコ論に学ぶ

近年、少子高齢化に伴い、また大震災にも見舞われて「家族の絆」を取り戻すことが大切だ、という声が高まっている。確かに私もそれを痛感するが、その場合、家族(親族)とは誰をさすのだろうか。 現行の民法(第四編 親族)によれば、[…]

(1)「日本のソフトパワー」再発見

(1)「日本のソフトパワー」再発見

平成23(2011)年3月11日午後2時46分、あの東日本大震災が突発してから満2年。まさに未曾有の大惨事で、被災された方々の悲しみ苦しみは、容易に消えないであろう。ただ、あの時あの日から発揮された日本人の思いやり助け合[…]