(5)出雲を訪ね大社の遷御を拝して-前半
五月十日(金)出雲大社で”大遷宮”が斎行された。これは、伊勢神宮のように二十年という一定年数の造替ではなく、六十年ぶりに大修理を終え行われた遷宮である。従って、次の大遷宮は数十年先であろうから、七十一歳の私としては、何と[…]
主筆の所が時々の話題をとりあげ、おもに歴史的・文化的な観点から、日本および日本人の在り方について論評します。
五月十日(金)出雲大社で”大遷宮”が斎行された。これは、伊勢神宮のように二十年という一定年数の造替ではなく、六十年ぶりに大修理を終え行われた遷宮である。従って、次の大遷宮は数十年先であろうから、七十一歳の私としては、何と[…]
養老改元1300年祭「養老の日」(11月17日)制定記念講演記録 平成24(2012)年11月16日 養老町民会館 はじめにー養老の「菊水」ー ご紹介にあずかりました所でございます。私はご当地の養老町に近い揖斐川町の生ま[…]
一方、武儀郡洞戸村(現在関市洞戸)から来られた武藤末彦さん(七十八歳)とは、まったくの初対面であるが、従弟の秀雄君は洞戸中学校に校長として勤めた頃から良く存じ上げているという。 この日は、昨秋養老へ講演を聴きに来られた林[…]
「水都」と称される大垣の駅近くで行われた第三回の汗青会公開セミナーには、初めて意外な方が来会された。その一人は、養老サイダー社長の日比野武司君。もう一人は、旧洞戸村々長の武藤末彦さんである。縁(えにし)とは不思議なもの。[…]
近年、少子高齢化に伴い、また大震災にも見舞われて「家族の絆」を取り戻すことが大切だ、という声が高まっている。確かに私もそれを痛感するが、その場合、家族(親族)とは誰をさすのだろうか。 現行の民法(第四編 親族)によれば、[…]
平成23(2011)年3月11日午後2時46分、あの東日本大震災が突発してから満2年。まさに未曾有の大惨事で、被災された方々の悲しみ苦しみは、容易に消えないであろう。ただ、あの時あの日から発揮された日本人の思いやり助け合[…]