皇位継承者は「皇統に属する皇族」
皇位継承者は「皇統に属する皇族」 京都産業大学名誉教授 所 功 「皇族数の確保」方策に関する国会の与野党協議は、七月に入り殆ど報じられなくなった。七年前からの「先送りできない課題」を、一体いつまで棚晒しするのだ[…]
主筆の所が最近考えていることを中心に、あれこれと心に浮かぶまま書き綴ります。時事随想拾遺。
皇位継承者は「皇統に属する皇族」 京都産業大学名誉教授 所 功 「皇族数の確保」方策に関する国会の与野党協議は、七月に入り殆ど報じられなくなった。七年前からの「先送りできない課題」を、一体いつまで棚晒しするのだ[…]
天皇・皇族の行幸啓と公務の分担 京都産業大学名誉教授 所 功 象徴天皇の地位は「主権の存する日本国民の総意に基づく」と現行憲法に定められている。当面これを前提にして考えるほかないので、天皇は常に「国民の総意」に理解を得[…]
今谷明氏の曖昧な「象徴天皇」論を考え直す 京都産業大学名誉教授 所 功 今谷明氏(昭和十七年生まれ)は、京大で経済学と史学を修め、「室町幕府解体過程の研究」で学位を得た有名な中世史家である。 しかも、一般向けの新著など[…]
小灘一紀画伯の『古事記絵画展』を観て稽える 京都産業大学名誉教授 所 功 古典を学ぶには、文字で可能な限り正確に読み取ることが重要なこと、申すまでもない。しかしながら、そこから感じたイメージを精魂こめて絵画に描くこと[…]
国会与野党の「協議先送り」、切実な反省と真剣な努力 先般来、衆参両院議長のもとで行われてきた全与野党・会派の協議は、国会の閉会により先送りされると報じられた。全く遺憾なことであるが、今後閉会中でも協議を続ける、という議長[…]
『皇室事典』も活用して頂きたい 京都産業大学名誉教授 所 功 何事であれ、どのような意見・主張をするにしても、可能な限り正確な知識・根拠に基づくことが望まれる。とりわけ日本人にとって重要な皇室に関する議論には、その努[…]
皇室典範の改正に向けての一里塚を築く 「皇族数の確保」方策に関する急務所見十五条 皇族数の確保を可能にする国会の与野党協議が、衆参両院議長のもとで進行しています。それに関連して正確な理解に資するため、管見を随時このホーム[…]
宮中と神宮・勅祭社の祭祀担当者たち 京都産業大学名誉教授 所 功 現行憲法のもとでも、天皇の重要な任務の一つは「宮中祭祀」である。それが多くの国民に理解され社会に安定をもたらしている。その上、天皇ご自身と天皇から[…]
渡邉允元侍従長の伝えた皇室のご意向 京都産業大学名誉教授 所 功 明治の『皇室典範』は、その本文を改正したり増補する必要が生じたならば「皇族会議(議長天皇)及び枢密顧問に諮詢して之を勅定」(第六十二条)することができた[…]
国会「与野党協議」初会合の或る報道寸評 所 功 「安定的な皇位継承などに関する与野党協議」が、昨日ようやく始まった。衆議院議長の公邸に両院正副議長と全与野党関係者が集まり、初回の総会が開かれたので[…]