(33)吉田松陰に学ぶ「神を拝む心」
三年前から住んでいる小田原市の国府津(こうづ)に「菅原神社」がある。ここは童歌「通りゃんせ」の発祥地といわれ、初詣・天神祭(毎月二十五日)・春秋例祭・七五三にも、いわゆる受験シーズンにも参拝者が多い。 あの童歌に「行きは[…]
主筆の所が時々の話題をとりあげ、おもに歴史的・文化的な観点から、日本および日本人の在り方について論評します。
三年前から住んでいる小田原市の国府津(こうづ)に「菅原神社」がある。ここは童歌「通りゃんせ」の発祥地といわれ、初詣・天神祭(毎月二十五日)・春秋例祭・七五三にも、いわゆる受験シーズンにも参拝者が多い。 あの童歌に「行きは[…]
毎年「建国記念の日」には、どこかで講演をさせて頂くことが多い。 今年も奈良県の北葛城郡広陵町(4~6世紀の馬見古墳群の中心地)で開かれたモラロジー主催の教育者研究会において「ヤマト・日本国の成立史と学校教育」と題する話を[…]
読売新聞の一月十三日朝刊によれば、「外務省がパスポート(旅券)のデザイン変更を検討し始めた」という。しかし、これは「出入国印などが押される各ページに、富士山など国内の名所旧跡を印刷する案など」であって、それが必要なら工夫[…]
平成二十七年のお正月、いわゆる戦後七十年という節目に、高齢世代の一人として何をすべきか何ができるか考えながら早く目覚めた。 そこで、元旦未明、国府津駅近くの菅原神社(山角天神社、童歌「通りゃんせ」発祥地)へ家内と初詣で。[…]
平成二十六年を振り返り、御世話になりました皆々様、及び私どものHp「かんせい汗青PLAZA」を御覧くださった方々に、あらためて心より御礼を申し上げます。 所は、八月に奉呈された宮内庁編『昭和天皇実録』の精読に努めて、最近[…]
※添付資料に「平泉澄博士との関わり私的略年譜」があります。 去る十一月三十日、國學院大學の常磐松ホールにおいて藝林会の第八回学術大会を開催した。 今回は平泉澄博士が昭和五十九年(一九八四)二月十八日に数え90歳(満89歳[…]
※添付資料に京都新聞記事PDFがあります。 十一月二十七日(木)京都へ出かけた。京都新聞社において毎年選考する同新聞大賞のうち「教育社会賞」の対象となり、その贈呈式に参列するためである。 私は昭和五十六年(一九八一)春か[…]
いま天皇・皇后両陛下は、共に満八十歳。幸いお健かで国家・国民のために誠心誠意お務め下さっている。そのおかげで日本は安定し全国民が安心しておれるのであろう。 ただ、このような天皇を代表とする皇室の在り方が、今後とも末永く続[…]
皇后陛下が満八十歳を迎えられた十月二十日、「産経新聞」朝刊を見てビックリ仰天した。一面トップに「女性皇族、ご結婚後も/民間人として皇室活動」「政府方針 典範改正せず、閣議決定で」との大見出しを打ち、六段抜きの記事が載って[…]
※添付は8月22付『毎日新聞』pdfです 二十五年近くかけた宮内庁編『昭和天皇実録』(全六十一冊一万二千頁)が完成し、昨二十一日、天皇陛下に奉呈された。概要の報道は来月中旬、全二十巻としての公刊は来春から数年を要するとい[…]